CentOS 5.2 x64でemacs(xemacs)を使いこなす

タックス

だんだんとviを使っていくうちに、不便だなと思うことが出てきます。
確かにviはUNIXやLinuxでは、標準で付いていて、動作も軽くシステムに負荷を与えないことから、よく使われるのですが、比較的シンプルなテキストエディタなため、難しいことや便利に使うことができません。
そこで、viの次に良く使われる高機能で便利な機能がたくさんあるemacsの使い方を、ご紹介します。

私は昔からいきなりemacsを使ったり、日本語化対応されたmuleを使ったりしていました。(現在はemacsで統一されています。)
(最初にLinuxを教えてもらった人がemacs使いだったので、私もいきなり使ったわけですが…)
このテキストエディタの操作も、クセのあるテキストエディタではありますが、大変高機能でUNIXやLinux熟練者はほとんどemacsを使われているのではないでしょうか。
高機能ゆえに、たくさんの機能があるため、全てを覚えるのは困難ではありますが、最低限テキストファイルを編集できるだけの操作方法をご紹介しますので、自分なりに覚えてみてはいかがでしょうか。

  • 起動方法

  • # emacs ファイル名

  • emacs操作の表記の仕方

  • emacsの操作説明では、必ずC-xなどと表記されることがありますが、これは[Ctrl]+[x](Ctrlキーを押しながらxキー)という意味になります。
    またM-xなどと表記されるものは、[Alt]+[x](Altキーを押しながらxキー)または[Esc][x](Escキーを押した後xキー)という意味になります。
    (Mの由来は、昔のMetaキーからだそうです。)

    emacsのヘルプを見たい場合は、以下のとおりとなります。

    M-x,helpと表記し、[Alt]+[x][h][e][l][p]または[Esc][x][h][e][l][p]という操作になります。
    ちなみに、ヘルプを閉じる場合は、C-g([Ctrl]+[g])です。

  • カーソル操作

  • viの時も同じでしたが、カーソルの操作は、キーボード上の矢印ボタンで移動することはできますが、「通」は使いません。
    また、必ずキーボード上に矢印ボタンがあるとは限りません。
    できれば、emacsは以下のキーを使って、カーソル移動を行なって下さい。

      先頭
    M-<
      
      前頁
    M-v
      
      
    C-p
      
    先頭
    C-a

    C-b
     
    C-f
    末尾
    C-e
      
    C-n
      
      次頁
    C-v
      
      末尾
    M->
      

    これは練習あるのみです。
    最初はEmacsではCtrlキーを多様しますので、小指が吊りそうになりますが、そのうち慣れてきますし、この方が入力が速いということがわかってもらえると思います。
    是非、体で覚えるようにして下さい。

  • ファイル操作

  • C-x,C-f ファイルを開く
    C-x,C-s 上書き保存(ファイル名が決まっていなければ入力)
    C-x,C-w 名前を付けて保存(ファイル名を聞いてきます。)
    C-x,k   閉じる
    C-x,C-c emacsの終了(バッファに編集済の物があれば、ファイル名を聞いてきます。)
    C-x,i   カーソル位置に別のファイルを挿入
    C-x,d   ディレクトリーを開く

  • 文字列の削除、コピー&ペースト、カット&ペースト

  • [Del] カーソル位置の文字を削除
    C-d [Del]と同じ
    [BS] カーソルより左側の文字を削除

    C-[Space] or C-@ カーソル位置をマーク(コピーの開始位置)
                     xemacs(X Window上のemacs)使用時はC-@が良い。
    M-w マークからカーソル位置までコピー
    C-w マークからカーソル位置までカット

    C-k カーソル位置から末尾までカット
    C-k,C-k カーソル位置から末尾まで改行も含めてカット([Ctrl]を押しながら[k]キーを押した分だけカットすることができます。)

    C-y コピーやカットしたものを、カーソル位置にペーストします。

  • 分割ウインドウ

  • emacsでは、CUIベースでテキストを編集するため、そのままでは編集しづらいということがありますが、画面を分割して同じファイルの先頭を見ながら末尾に文字を入力したり、別のファイルを開いたり、別ウインドウにシェルを開くことができます。
    大変便利な機能ですので、是非覚えて下さい。

    C-x,3 ウインドウを縦に分割
    C-x,2 ウインドウを横に分割
    C-x,1 現在カーソルがあるウインドウ以外を閉じる
    C-x,0(ゼロ) 現在カーソルがあるウインドウを閉じる
    C-x,o(オー) 現在カーソルがあるウインドウから別のウインドウへ移動

    M-x,shell 現在カーソルがあるウインドウにシェルを開く(分割していなくても可)
    (シェルを閉じる場合は、C-x,k)

  • 分割ウインドウしないで複数のバッファを移動

  • ファイルは、いくつも開くことができますが、画面が1つしかない場合は、バッファ間の移動を行います。

    C-x,b バッファ間の移動
    C-x,C-b バッファの一覧を表示

  • 文字列の検索と置換

  • C-s 上から下方向へ検索
    C-r 下から上方向へ検索
    M-% 文字列の置換。[y]または[Space]で置換。[n]で置換しない。[!]で一括置換

  • その他便利機能

  • C-g 操作をキャンセル(操作に迷った時などに使用。viのEscキーのようなもの)
    C-/ or C-x,u 一つ前の操作を取消(アンドゥ)

    C-u その後に入力するコマンドを4回実行(2回押せば16回実行)
    ESC,数字 その後に入力するコマンドを入力した数字分実行

    M-w 段落の整形

    C-x,Enter,c 文字化けしているファイルを開く時に文字コードを指定
    C-x,Enter,f 文字コード変換
    文字コードはutf-8,euc-jp,shift_jis,junet(jis)を指定、改行コードはunix(LF),dos(CR+LF),mac(CR)を指定。
    例えば、文字コードSJISの改行コードCR+LFに変換したい場合、shift_jis-dosと指定する。
    また、emacsの左下には、文字コードと改行コードの表記があります。
    文字コードは、utf-8→u、euc-jp→E、shift_jis→S、junet→J
    改行コードは、LF→:、CR+LF→(DOS)、CR→(Mac)


    以上が、普段emacsで常時使う操作になります。
    その他にもたくさんの機能があり、LISPプログラミングによって機能拡張もできますが、ここでは紹介しきれませんので、あとはご自由に調べてみてはいかがでしょうか。
    emacsは使えば使うほど奥の深いエディタです。
    emacsを使いこなせば、あなたも立派にUNIXやLinuxを使いこなせるようになると思います。

    以下、参考リンクです。

    Wikipedia(Linux)
    Wikipedia(CentOS)
    Wikipedia(Emacs)

関連記事


FC2Blog Rankingblogram投票ボタンとれまが人気ブログランキングブログランキング・にほんブログ村へ
くる天 人気ブログランキングにほんブログ村 IT技術ブログ CentOSへ

テーマ : Linux
ジャンル : コンピュータ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

WING☆

Author:WING☆


カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

WING☆からのお知らせ
  • CentOS 7設定集
  •    └wingリポジトリ(el7)

  • CentOS 6 x64設定集
  •    └wingリポジトリ(el6)

  • CentOS 5 x64設定集
  •    └wingリポジトリ(el5)



    My Yahoo!に追加

    FC2ブログランキング



    リンク
    ブロとも一覧
    Virtualization & Sever Maniax
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QRコード
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる